レディース???

なに…それ。


そんなこと考えてると、また盛大なため息が聞こえた。



「レディースは、女の族。
姫は必要はないでしょ?」



なるほど…。


…ん?でも待って。私と沙奈はいいとして、他のメンバーはどうするの?


喧嘩できる女子は少ないんじゃ…



「気づいた?それには問題点があるでしょ?」



…あ、でも教えればいいんじゃない?


媚びるような性格じゃない人なら教える!



「教える。それなら、問題なくなるでしょ?」



「そうね…。でも、それまで俊介とどう接するつもりなの?
舞は一旦やめとけば?」




それは考えてた。


だけどまだ俊介に顔合わせできない。



「休学するよ。3ヶ月くらい。
その間にレディース作る。」



「わかった。俊介にはそのうち戻るって言っとくね。」



沙奈は本当に頼りになる。


レディースの族名まで決めてくれた。




〝舞〟私。桜舞の舞でもある。
〝華〟女。美しさ。


それで、舞華となった。



人数は100人。

沙奈の族、闘竜に協力してもらって人数を集める。