「うふふ」
あれから、もう1週間が経った。
和稀とは小さい頃から一緒にいたし、前とあまり変わりない。
けど、時々キュンとさせるようなことしてきます。
まぁ嬉しいんだからいいよね♪
ポンッ
私に紙が回ってきた。
何だろ……?
『授業中ににやけてんなよ笑』
私は和稀のほうを向く。
和稀はそれに気づいて、ふっと笑った。
私も手紙を書く。
『にやけてなんかないっ!』
いろんな子に協力してもらって和稀のとこに回してもらう。
和稀が手紙を読んで…また何か書き始めた。
ま、またぁ……?
『分かったから。それより、今日どっか放課後よってかねぇ?』
放課後デートだ!
こーいうの、ずっと憧れてたんだ。
『行く行く!』
和稀が紙を開いて笑ったのが見えた。
楽しみだなぁ…!
……
「なぁ、どこ行く?」
皆がぞろぞろと帰り始めている中、私達も教室を出る。
「ドーナツ屋行きたいっ!」
「りょうかい」