ワスレナグサにこめて…



和稀がすぐそこに見えているレストランを指差す。



「そーだね」



カランカラン



「いらっしゃいませ〜4名様ですか?」


「はい」


「こちらへどうぞ〜」



奥の席に案内される。


私達の学校の生徒もちらほらといた。



「私はオムライスかな」



メニューを開いて、たまたま目についたのがオムライスだった。



「じゃあ私もそれにしよ〜かな…」



愛花も私と同じみたい。



「俺ハンバーグ」


「俺はピザー」



和稀と律君も決まったみたい。


店員さんを呼んで注文する。


すると、割と早めにでてきた。



「おいしい!」



適当に決めたにしてはおいしくてけっこう満足!


それぞれ食べ終わっても3時まで時間があった。



「どーする?」

と聞いた愛花に、

「ウォータースライダー乗りたい!」

って私が挙手する。



「あー、俺らパス」


「え、何で?」


「和稀がレインコート忘れたっぽい」



代わりに律君が答えた。



「そ?じゃ、愛花行ってこよ〜!」


「うん!」