ワスレナグサにこめて…



ドキッ!


和稀…は、幼馴染、だよ……ね?


でも最近ドキドキし始めたのが分かる。


ううん、ないない。


私はそんな気持ちを振り払った。



「それより愛花は?」


「話そらさないっ!和稀は?けっこういいと思うよ〜」


「もぉ……」




それからも恋バナやいつものたわいない話で盛り上がっていたら、いつの間にか夜中の1時を過ぎていた。



「明日、遊園地だし、そろそろ寝よっか?」


「そーだね。おやすみ」


「おやすみ〜」



よほど疲れていたのか、その後あっという間に眠りについた。