ワスレナグサにこめて…



「はいはい、どーせ写させて、でしょ?いいよ」


「ありがと〜!」



思わず愛花に抱きつく。



「お前ら、暑苦しい」


「えへへ」



皆が資料館でメモをとりおわったみたいだから、

↑私はとってない。笑

お城の天守閣まで登ることにした。



「ハァ、ハァ。急すぎ、でしょ…」



天守閣に行くまでの坂がすごく急だった。


和稀と律君は楽々登って行って、愛花は私のペースに合わせてくれた。



「お、柚来たか。見てみろよ」



和稀が下を指差す。


そこは他の班の人達がとても小さく見えた。



「俺ら、王様だな!」


「バカ…」



ほんと、呆れる。



「もう、戻る?集合時間もあるし。」


と、愛花。



「そーだね」


来てすぐだけど、来た道を戻る。


帰りは行きに比べてずいぶん楽だった。




お城前を通っているバスにのってホテルに行く。


すると、他の班はもうすでに来ていた。


待たせてしまった、という申し訳なさがでて、私は急いで自分の列に座る。