ご飯を食べ終えると直ぐにシャワーを浴びて、夜更かしもせず早々に寝る事にした。
ありったけの電灯を点け、少しずつ2階に上がり自室の前に着いた。
そして深呼吸して、一気にドアを開けた。
特に変わった様子も、変な気配も感じない。
「ふう…」
私はそのまま、崩れる様にベッドに転がった。精神的に疲れ果てていた私はすぐに寝てしまった…
深夜――
余りに寝苦しくて目が覚めた…
クーラーのスイッチを入れるのを忘れていたのか、汗でグッショリと濡れていただ。
その時、妙な気配を感じ、私は上体を起こし枕元を見た…
私は思わずゾッとしてベッドの足下の方へと後退りした。
あの男の子が、枕元に立ち私を覗き込んでいたのだ!!
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