あの人は、一体何者なんだろう?

「また会う」って…



あ…
こんな事している場合ではなかった。私も早く大学行かないと!!


私は急いで駅前の信号を渡り、大学へと走った。



今日は湿度も低く久し振りに気持ち良い朝だ。

並木通りの緑も目に鮮やかに映る…


私の気持ちが、この天気の様に爽快に晴れるの時がくるのだろうか?

画像の事が、私の心に重くのし掛かる…


色々な事を考えていると、いつの間にか校門の前に着いていた。


「ふう…」

腹の底から大きなため息を吐きながら、校門をくぐった。


2、3歩進んだ所で不意に背後から視線を感じ、私は素早く振り返った――


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