こんな時間に、小さな子を放っておく訳にもいかない。 私は近付いて、その男の子に声を掛けた… 「どうしたの?」 男の子はまだ、じっと私を見ている。 男の子は何も言わず立ち上がると、ニコリと笑みを浮かべた。 「なぜ、2回も邪魔するの? 次は許さないよ…」 そう言って、駅の外に向けて走りだした。 そして、10メートル程行った所で立ち止まり、私の方に振り返るともう一度笑った… .