「順子!!
ちょっと、どう言う事?
待ちなさい順子!!」
不安な気持ちを抑えて、何とか平静を保ってきたのに…
ずっと明るく振る舞う様に、努力してきたのに…
まさか両親に裏切られて、こんなに苦しめられるなんて!!
自室に駆け上がると、ベッドの上で布団を被って大声で泣いた――
今までの事を、全て洗い流してしまえればと…
私は泣き疲れ、布団を被ったまま寝てしまっていた。
目が覚めて布団から這い出すと、もう外が明るかった。
時計を見ると、既に10時を過ぎ…
佐知子との約束に、間に合わなくなってしまう。
今日こそ、全てを終わらせる!!
昨夜泣き過ぎた為なのか、それともワインで二日酔いなのか、後頭部に痛みが残っていた。
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