「グ………」
もうダメだ…
意識が朦朧として、遠くなっていく――
その時、ドアをノックする音がした。
コンコン
「順子…
順子開けるわよ?」
か、母さん…
「順子…?
あなたそんな所で、そんな変な格好で寝てると、身体が痛くなるわよ。
コーヒー入れたから、下りておいで」
「ゲホゲホ…」
た、助かった。
偶然とはいえ母がもし来なかったら私は…
呼吸を整え、気持ちが落ち着つくのを待ってから、階段を下りてダイニングに行った。
ダイニングに行くと、コーヒーが余り好きでない父も座っていた。
な、何?
何で2人共そんな真剣な表情をしてるの?
聞きたくないよ…
「順子も座りなさい」
父が強い口調で言った――
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