「あ、佐知子?
もしもし私よ…」

「順子?
どうしたの、電話なんて珍しい…」


私はふと思った。

電話で確認して、
もし違うと言われればどうにもならない…
それに電話で軽く聞く様な、そんな軽い内容の話でもない。

やはり、直接会って話した方が良いだろう…


「今日バイト休みだし、晩御飯でも一緒に行かないかと思って電話したんだ」

「ごめん、私今実家に帰ってるから…

う―ん…
明日の午前中にはそっちに帰るから、昼御飯なら大丈夫けど?」


明日は創立記念日で、大学が休みだった。

「うん。じゃあ明日の昼にしようね。

え―と…
明日の12時に、本町駅の前で待ち合わせで良い?」

「いいよ!!」

「じゃあ明日ね」



とりあえず、明日会う約束だけはして電話を切った――


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