桜井さんの部屋の壁には、山岸さんの机の上に置いてあった写真と同じ物が飾られていた。
改めて【one】を聞くと、少女に対する愛情と、少女の未来に対する不安が、歌われている事が分かる。
きっと…
桜井さんは、山岸さんにこの歌を聴かせたかったのだろう。
自分が死ぬと、悲しむよりも、復讐をしようとするに違いない――!!
そう思っていたから…
だから、その時にはこの歌を聴いて欲しかったのだろう。
自分は誰も恨んではいない。
例え死んでも、あの時の約束通り、いつも側にいて君を守り続けているから――と。
暴走する山岸さんの怨念…
それを止める為に、彼女本来の姿である少女の姿になり、彼女を探し続けているのだろう――
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