オーナーは私をジッと見詰めると、再び話を続けた…
「彼等は全員、私に『白い服の男の子』の話をしていたんだ…
私は最初余り信じていなかったが、1人目が絞殺された時、首に子供の手跡が付いてたんだ。
あんたも同じ様に、男の子が見えると言う…
それならば、私は全面的に協力しなければならないだろう」
そうだったのか――
それなら、心中穏やかではない筈だ。
「あ、ありがとうございます!!」
私が目一杯頭を下げると、オーナーは優しく微笑んでくれた。
「それで一体、私に何が聞きたいんだい?」
「それは、メンバーの事です。
去年は男性ばかりだったのに、最後の曲のボーカルは女性ですよね?
その辺りについて、詳しい事を聞かせて頂きたいんです」
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