「あ、すいません
勝手に入ってしまって…
あ、あの…
【G】というグループが、ここで録音してたと聞いて来たんですけど」
男性は私を厳しい目付きで見ると、睨みつけながら言った。
「あんたも、メディア関係の人間か?
話は以前しただけだ。もう話す事何もない!!」
いきなり、凄い剣幕で怒鳴られた。
私は意味も分からないまま答えた。
「い、いえ、メディア関係の人間ではありません…
ただ個人的にお話を聞きたくて」
男性は背を向けると、吐き捨てる様に言った。
「帰りなさい…
私には、何も話す事なんてない」
「あ、あの…
ちょ、ちょっと――」
とても、話をしてくれる様子ではない。
「ダメだ…
もう、あの男の子から逃れられない」
私は思わず呟いた…
「男の子…?
あんた、それは白い服を着た男の子か?」
男性は急に態度を変え、振り返ると私に尋ねた。
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