「わかった。知廣にはもう関わらない。でもなんで和歌葉もなんだ?そこまで…
「大事なの。それになんたって双子なんだから和歌葉がなんて言いたいかはわかるよ。だから…」
「わかったよ。お前がさっき言ってたみたいにあの時言ってたらなにか違っていたのかもな。」
直哉はそういって屋上をでていった。
ごめんなさい。ごめんなさい。
神様、どうかこんな弱い私を許してください。
私は泣いた。なのときもう泣かないって決めたのに。涙はどうしても枯れてくれなかった。
直哉…ごめんね。和歌葉は直哉を許してくれるよ、絶対。双子の私が言うのだもの。
それでも、現実は私たちの思い通りにならないのだ。


