ナミダヤマ

母が、再婚したことから始まる。
新しい父親は、初めこそいろいろしてくれていたが、実際は仕事帰りには女遊びをするような人間だった。

家事にも目を向けてくれず、仁華は余計に仕事を増やされていたのだった。

そのあと、母が自殺した。

母は、身売りをしていた。

新しい夫が女遊びにお金を使うので、家庭がまわらなかった。

仕事先で、無茶苦茶をやらされたあとだったことが原因で、精神が崩壊していた。

とうとう、仁華は、一人ぼっちになった。