むかし

醜くも

優しい姫が

おりました

優しいことを

あげるならば

きりがないのです

ただなにをしても

まつげもない垂れきったひとみ

大きな鼻

乱れた髪質

麗しなき唇。

顔を見ては

民達は

姫に対し

落胆してました。