「いつも思うんだけど、テレサが編集やれているのが不思議でしょうがないわ。なんて不適切な表現かしら…。」
「いえ、テレサの言うことにも一理あるわ。でも、泰佑はどうしてそうなっちゃったんだろう。精神科の医師の見地からどう?。」
「本人から詳しくヒヤリングできていないから、正確なところはわからないけど…。オキクには失礼だけど、少なくとも一度はオキクとはやれているんだから、先天性のフィジカルな理由ではないわね。やはり後天性のメンタルなものに起因しているのは確実ね。症状が現れた時期を考えると、思春期を迎える前、それも幼年期頃に心に大きな傷を負った確立が高い。」
「えー、幼年期に女の子とセックスして侮辱されたってこと?」
「テレサも短絡的ね。なにもこうなった原因がセックスの失敗とは限らないわ。でも女が絡んでいる事は事実ね。幼いころから一番多く接する女って誰?」
「母親かしら…。えー近親相姦?」
「だから、全部セックスに結び付けないでよ。」
「そう言えば、以前泰佑のおばあちゃんから昔のアルバム見せてもらったけど、母親と撮った写真が一枚もなかった。母親の写真すら見当たらなかった気がする…。」
希久美は、あの時アルバムで見た泰佑のあどけない笑顔を思い出していた。黙ってしまった希久美に構わず、テレサが今度はお刺身をつつきながら話を突っ込んでいく。
「でも、なんでオキクとだけ出来たの?」
「そうね、不思議ね。私にも謎だわ。」
さじを投げたナミに、希久美が遠い目つきでエピソードを加えた。
「確か、菊江が死んでしまった今では永遠の謎だと本人も言っていたわ…。」
「でも、菊江が死んだなんて誰が言ったのかしら?」
「それ、私よ。」
希久美とナミが驚いてテレサを見た。テレサが伏し目がちに、泰佑と会った日のいきさつをポツポツと説明する。テレサのカミングアウトを聞きながら、希久美もナミも開いた口がふさがらなかった。
「なんで死んだなんて言ったの?」
希久美の問いに、テレサが口をとがらせて答えた。
「だってあんまりしつこく聞かれるもんだから、つい…。」
「しかしテレサも怖い女ね。オキクの獲物を横取りしようとしたの?」
「いい男でもったいなかったから…。インポテンツになる前にひと口だけならいいかと…。」
「あの、泰佑がゲロゲロになった夜ね。思い出した。泰佑に薬盛ったのテレサだったのか。」
「いえ、テレサの言うことにも一理あるわ。でも、泰佑はどうしてそうなっちゃったんだろう。精神科の医師の見地からどう?。」
「本人から詳しくヒヤリングできていないから、正確なところはわからないけど…。オキクには失礼だけど、少なくとも一度はオキクとはやれているんだから、先天性のフィジカルな理由ではないわね。やはり後天性のメンタルなものに起因しているのは確実ね。症状が現れた時期を考えると、思春期を迎える前、それも幼年期頃に心に大きな傷を負った確立が高い。」
「えー、幼年期に女の子とセックスして侮辱されたってこと?」
「テレサも短絡的ね。なにもこうなった原因がセックスの失敗とは限らないわ。でも女が絡んでいる事は事実ね。幼いころから一番多く接する女って誰?」
「母親かしら…。えー近親相姦?」
「だから、全部セックスに結び付けないでよ。」
「そう言えば、以前泰佑のおばあちゃんから昔のアルバム見せてもらったけど、母親と撮った写真が一枚もなかった。母親の写真すら見当たらなかった気がする…。」
希久美は、あの時アルバムで見た泰佑のあどけない笑顔を思い出していた。黙ってしまった希久美に構わず、テレサが今度はお刺身をつつきながら話を突っ込んでいく。
「でも、なんでオキクとだけ出来たの?」
「そうね、不思議ね。私にも謎だわ。」
さじを投げたナミに、希久美が遠い目つきでエピソードを加えた。
「確か、菊江が死んでしまった今では永遠の謎だと本人も言っていたわ…。」
「でも、菊江が死んだなんて誰が言ったのかしら?」
「それ、私よ。」
希久美とナミが驚いてテレサを見た。テレサが伏し目がちに、泰佑と会った日のいきさつをポツポツと説明する。テレサのカミングアウトを聞きながら、希久美もナミも開いた口がふさがらなかった。
「なんで死んだなんて言ったの?」
希久美の問いに、テレサが口をとがらせて答えた。
「だってあんまりしつこく聞かれるもんだから、つい…。」
「しかしテレサも怖い女ね。オキクの獲物を横取りしようとしたの?」
「いい男でもったいなかったから…。インポテンツになる前にひと口だけならいいかと…。」
「あの、泰佑がゲロゲロになった夜ね。思い出した。泰佑に薬盛ったのテレサだったのか。」



