菊江が体中傷だらけの泰佑を家にかつぎ込んだ時は、家じゅう大騒ぎになった。慌てる義父に構わず泰佑を自分のベッドルームに運びあげた。ドロドロのスーツを脱がせて、希久美はとりあえず傷だらけの身体を温かい濡れタオルで拭いてあげた、
「なによ。今更恥ずかしがる仲じゃないでしょ。」
希久美はパンツ一丁の泰佑の背中をたたく。泰佑は大げさに痛がった。母が持ってきてくれた薬を、体中に塗りながら、希久美はポツポツと泰佑に話しかけた。
「いつわかったの?」
「昨日の夜、雪江から貰った手紙を燃やそうと思って…。」
「そうだった…大後悔だわ、そんなところに証拠残すなんて…。」
「手紙返せよ。俺の宝なんだから。」
「いやよ!」
希久美は、傷口に無理やり面棒を突っ込む。
「痛て、やめろよ、そういうこと。でもさ…、菊江になって楽しかったか?今でも制服が似合うんだな?」
「黙れ、この変態。ああ、あたしもほんとに馬鹿。こんな変態に、2回もバージンを捧げるなんて…。」
泰佑が固まった。
「えっ、あの夜が…。」
希久美は返事をしなかった。
「オキク、あの…俺…ちゃんと責任取るから…。」
「お前馬鹿か?ラブホテルで逃げた男が言うセリフか。また叩くぞ。」
妙に真剣に言った泰佑が滑稽で、思わず希久美も笑ってしまった。泰佑は希久美からの攻撃から逃れるために枕に顔を埋めた。
「オキク…。」
「なによ。」
「オキクの匂いがする…。」
「もう一回言うけど、あんた変態ね。」
「なあ、こっちこないか…。」
「かー、人間って変わるもんだわ。シェラトンホテルでは、怖くて震えてた男がねぇ。」
「なあ、いいだろ?」
「わたし的にはかまわないけど、下でお義父さんが聞き耳立ててるし、殺されるわよ。」
絶妙なタイミングで、心配した義父が希久美を呼ぶ声がした。
「おーい、希久美。そのお客さんはいつ帰ってくれるんだ?」
希久美が泰佑の耳元でつぶやいた。
「こんどは、お義父さんに恨まれたみたいね。怖いわよー。」
「なによ。今更恥ずかしがる仲じゃないでしょ。」
希久美はパンツ一丁の泰佑の背中をたたく。泰佑は大げさに痛がった。母が持ってきてくれた薬を、体中に塗りながら、希久美はポツポツと泰佑に話しかけた。
「いつわかったの?」
「昨日の夜、雪江から貰った手紙を燃やそうと思って…。」
「そうだった…大後悔だわ、そんなところに証拠残すなんて…。」
「手紙返せよ。俺の宝なんだから。」
「いやよ!」
希久美は、傷口に無理やり面棒を突っ込む。
「痛て、やめろよ、そういうこと。でもさ…、菊江になって楽しかったか?今でも制服が似合うんだな?」
「黙れ、この変態。ああ、あたしもほんとに馬鹿。こんな変態に、2回もバージンを捧げるなんて…。」
泰佑が固まった。
「えっ、あの夜が…。」
希久美は返事をしなかった。
「オキク、あの…俺…ちゃんと責任取るから…。」
「お前馬鹿か?ラブホテルで逃げた男が言うセリフか。また叩くぞ。」
妙に真剣に言った泰佑が滑稽で、思わず希久美も笑ってしまった。泰佑は希久美からの攻撃から逃れるために枕に顔を埋めた。
「オキク…。」
「なによ。」
「オキクの匂いがする…。」
「もう一回言うけど、あんた変態ね。」
「なあ、こっちこないか…。」
「かー、人間って変わるもんだわ。シェラトンホテルでは、怖くて震えてた男がねぇ。」
「なあ、いいだろ?」
「わたし的にはかまわないけど、下でお義父さんが聞き耳立ててるし、殺されるわよ。」
絶妙なタイミングで、心配した義父が希久美を呼ぶ声がした。
「おーい、希久美。そのお客さんはいつ帰ってくれるんだ?」
希久美が泰佑の耳元でつぶやいた。
「こんどは、お義父さんに恨まれたみたいね。怖いわよー。」



