「お腹すいとらへん?ご飯にしよか」

「うん、食べる」


布団を畳み顔を洗ってから、テーブルを拭く。

おばあちゃんが運んできた料理に、私は目を輝かせる。


「わー、おいしそう」

「お母さんが作るようなもんは、よぉ作らんけど…ごめんな、これで我慢して」


そう言ってテーブルに置かれた料理は、私の大好きなじゃがいもの煮物だった。


「私の好きなやつじゃん、嬉しい!」

「ほな、食べよか」


二人で手を合わせ、"いただきます"をする。


「超ーおいしい、何これ」

「何にもなかったもんで、ツナ入れたんだわ。まずない?」

「え、超ーおいしい!」

「ほうか、よかった」


おばあちゃんは私が食べる姿を、嬉しそうに見ていた。


「今日はみーちゃんがおるから、いつもよりご飯が美味しいわ」


何度もそう言って、笑っていたね。