おばあちゃんも家に連れて帰りたかったけど、警察の人から司法解剖をしたいと言われた。


「事件に巻き込まれた可能性はないと思いますが、外で起きた事なので念の為」


警察の方にそう言われたけれど、強制ではないから家族の意思で拒否は出来ると説明された。


だたどんなに家族が拒否をしても、結局決断を下すのは警察で。

その判断によっては、しなくてはいけないと。


もちろん、私達家族は司法解剖を拒否した。

道端で急に倒れたのに、傷一つなく綺麗な身体だったから。

もう生き返らない身体に、わざわざ傷を残す必要なんてないと思ったから。


何より、おばあちゃんの身体にメスを入れて欲しくなんてなかった。


だけど結局、私達の拒否は無効となり、司法解剖される事になったんだ。



おばあちゃん、最期までごめんね。