見渡せば冷たい世の中なのに、その中には温かい人もいるんだと。

その話を聞いて、また泣けてしまったんだ。



病名は、腹部大動脈瘤破裂。

痛みは一瞬だったと思いますと、先生は言っていた。



こんな風にさよならする日が来るなんて、思ってもみなかった。



昨晩、どうしてもっと一緒にいなかったんだろう。

どうして、一緒に笑ってあげなかったんだろう。


今朝、私はどんな顔でおばあちゃんに"いってきます"を言ったんだろう。

どうして、笑って手を振り返してあげられなかったんだろう。



どんなに願っても、もう遅いのに。

今となっては、後悔ばかり。



私が思い出すおばあちゃんは、いつもどんな時も笑顔だったのに。

おばあちゃんが最期に見た私は、きっと笑顔じゃなかった。


おばあちゃん、ごめんね。