だけど、やっぱりおばあちゃんの事が大好きで。

休みの日は、一緒に出かけたり、ご飯を食べに行ったり。

二人でも、家族でも、色んな場所に出かけた。


どんな時も、無条件で味方になってくれて。

私は、他の誰よりもおばあちゃんに可愛がってもらっていたと思う。


髪の毛を乾かしてくれたり、あやとりを教えてくれたり。

私に似合いそうだったからと、洋服を買ってきてくれたり。

いつも部屋の掃除をする時は、必ず手伝ってくれて。

朝早くから起きては、一番に私に"おはよう"を言ってくれた。


そんな、優しいおばあちゃんだった。




数年が過ぎて、以前よりもひどくなった認知症。


物忘れが、多くなった。

今食べた物が思い出せなかったり、薬を飲んだかどうか覚えていなかったり。


そんな些細な事が、日に日に多くなっていったんだ。