keepsmile

夜だった。
勉強を終えて一息つきながら晩飯を食っている途中に

母親の「キャー!」という悲鳴が聞こえた。
どうしたのか走っていくとそこには...

白いワンピースが赤に染まっていて倒れている妃佳莉がいた。

母親は妃佳莉を抱きかかえて
「妃佳莉ちゃん!妃佳莉ちゃん!」と叫んでいた。

それから少したった後に、医者になったばっかりの兄貴が帰ってきて。抱きかかえて俺のベットに寝かせて異常は無いか確認し、安静にして寝かせた。

兄貴によると、この赤くなっている部分は、血であることは確かだと言っていた。でもそれは妃佳莉のじゃないと言っていた。俺にはさっぱりわからなかった。
あと、母親に助けてと言った理由も。わからなかった。この時は。