今日は家でずーっと1人だった。
両親は夜の9時10時にしか帰れないとlineが入っていたからそれまで1人で家の中でゴロゴロしていたの。


祐樹ともlineをした。

テレビをみて馬鹿笑いして過ごしていた。

9時をすぎた頃カチャカチャと鍵が開く音がした。お母さんたちだ!!!!!!!と思いながら勢いよく玄関まで走っていった。
お母さんは
「何をそんなに慌てて走っているのよぉ?」
と凄く明るい笑顔で言ってくれたと思った瞬間だった。
「妃佳莉大好きょ。」
と言って私を強く強く抱き締めた。
その瞬間
バンッ!バンッ!と二発、発砲された。
何かと思っていたら
私の耳元で
「う゛」
という声が確かに聞こえた。
隣を見ればお父さんは何かを握りしめたまま私に何かを伝えようとしていた。
私は怯えながらも
「お父さん...?
 何て言ってるの?」
と聞いた