途中から、不思議な夢を見た


大人になった和希とキスをしてる夢


馬鹿みたいな夢、叶うはずのない夢



なのに、嬉しくて、そんな自分も馬鹿みたいだと思った



そこで夢は終わり、目を開けると見慣れた天井だった


「え...」


戸惑いつつ周りを見渡すと、これまた見慣れたつむじ


何してんのよ、和希...



ていうかちゃっかり手握ってるけど、いいのかな...




あぁ、喉乾いた、でも動けない、つらい