涙を流しながら眠る由乃に、自分の決断は正しかったのかと考えさせられた
確かに、由乃以外に初めて好きな人が出来た
でも今では、それも本当か定かではなくなった
由乃の本当の想いを知り由乃の涙を見た時から、俺の中で何かが変わった
あれほど離れたくて仕方なかったのに、離れたくなくなってこれからも幼馴染みだよな?と繋ぎ止めるような言葉を発していた
それがどう言う意味を指すのかも分かっている
けれど、由乃に初めて拒絶されて、あぁもう駄目なのか。と思った
改めて諦めようと思ったのに、由乃が熱を出したと聞いて往生際の悪い俺は由乃の家のインターホンを鳴らしてた
でも、由乃はいつまで経っても出てこなかった
まぁ、あいつは起きてても出てくるようなお人好しじゃねぇよな、それにリビングとかで倒れてそう...なんて思いながら昔から同じとこに隠してる由乃の家の鍵を取って開ける
入ると、リビングの方に人影が見えた
見に行くと由乃がソファーで寝ていた
「大丈夫か...?」
そう聞いても返事はない
とりあえず、部屋まで連れて行ってベッドに寝かせた
しばらく見ていると由乃は「うそつき」と言う言葉とともに涙を流した
多分、俺のことなんだろうな...
夢の中まで俺は最低なやつらしい
泣くな、由乃
少しでも風邪が早く治るようにと言う願いと、正直由乃の寝顔を見て我慢できなかった言い訳からキスをした
夢から覚めたらちゃんと想いを伝えるから、嫌がらずに聞いてくれ
和希side end
確かに、由乃以外に初めて好きな人が出来た
でも今では、それも本当か定かではなくなった
由乃の本当の想いを知り由乃の涙を見た時から、俺の中で何かが変わった
あれほど離れたくて仕方なかったのに、離れたくなくなってこれからも幼馴染みだよな?と繋ぎ止めるような言葉を発していた
それがどう言う意味を指すのかも分かっている
けれど、由乃に初めて拒絶されて、あぁもう駄目なのか。と思った
改めて諦めようと思ったのに、由乃が熱を出したと聞いて往生際の悪い俺は由乃の家のインターホンを鳴らしてた
でも、由乃はいつまで経っても出てこなかった
まぁ、あいつは起きてても出てくるようなお人好しじゃねぇよな、それにリビングとかで倒れてそう...なんて思いながら昔から同じとこに隠してる由乃の家の鍵を取って開ける
入ると、リビングの方に人影が見えた
見に行くと由乃がソファーで寝ていた
「大丈夫か...?」
そう聞いても返事はない
とりあえず、部屋まで連れて行ってベッドに寝かせた
しばらく見ていると由乃は「うそつき」と言う言葉とともに涙を流した
多分、俺のことなんだろうな...
夢の中まで俺は最低なやつらしい
泣くな、由乃
少しでも風邪が早く治るようにと言う願いと、正直由乃の寝顔を見て我慢できなかった言い訳からキスをした
夢から覚めたらちゃんと想いを伝えるから、嫌がらずに聞いてくれ
和希side end