「愛梨、帰ろうよ」
「ごめん、今日塾なんだ…実華帰ろう!」
今まで仲の良かったはずの愛梨に初めて避けられた。
そしてあの実華と仲良くなっていた。
中学からの付き合いの愛梨に…裏切られたんだ、私…
「優芽、掃除代わりにやって?」
「…でも今日は用事が…」
「ウチらを困らせたら…どうなるかわかってるよね?」
学校でかなり派手なグループにも面倒な仕事を押しつけられた。
その度に断ろうとしたけど、怖くて…
もう、私のまわりに味方はいなかった。
誰もが、私を見捨てた。
私の賞味期限って切れるのはやいなぁ
そう思いながら、でも涙が溢れた。
こんなことで泣くなんて初めてだった。



