生きてる証——3人の証——


「山下さん…誕生日おめでとう…」


噂をすれば。って感じで、佐藤さんが言った。
私に?…そんな筋合いないよね。


「お前に祝われるなんて気分悪いんだけど」


マジで無理。
こーいういい子ぶる女。

超最低な奴。
マジねえわ~…


「沙紀、今日、誕生日だったよな」


背後から、優しい声が聞こえた。
俊也…!?


「うん!誕生日なの!」


私の好きな人、俊也。
めっちゃイケメンでめっちゃ優男。


「おめでとな、佐藤さんも。」


は…?
佐藤さんも?何それ。


「ど、どういうこと…?」