「…バイバイ、気が向いたら返事して…!」
「待てよ美咲っ…」
体育館から走り去っていく美咲。
俺の声にも、振り返らなかった。
苦しかった。
信司のこともあるし、でも俺自身の何かが変わってく気がした。
今まで忘れていた感情だった。
ドキドキして
苦しくて
つまんなかった世界に
ふわふわした光が差しこんでくる。
変な気分だ————————・・・
『好き』は、今俺の中で生まれちゃいけない感情だ。
信司みたいな奴と美咲がくっ付いて欲しかった。
でも、後で後悔したくない。
どうすりゃいいんだよ…?
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