生きてる証——3人の証——


「…ごめんね、信司に謝っといて…」


「俺が好きだっていうこと言ってねえよな…?」


いつもの美咲は、明るくて男らしい女子。
なのに今日はめっちゃ女らしい。


こんなとこ、あったか?こいつ…。
急に照れてしまう。


「言ってない、信司のことも怜央のことも考えた」


「そっか。返事は…」
「返事はしなくていいよ、だってどうせ怜央…」


どうせ怜央…?
沈黙が続く。

いつもなら沈黙にイライラする俺のはずなのに、今のこの沈黙は何故かドキドキする。


「どうせ怜央…私のこと遊び半分だって思ったでしょ」

美咲は続けて言った。

「チャラい顔が嫌いなんて、思わないで。私は凄く好きだった」


美咲の顔が赤くなっていく。
見てらんねえな…って感じで焦る俺。