生きてる証——3人の証——


美咲は苦笑いのままだった。
作り笑いに近い、笑い。


「そっか。嬉しかったよ」


「じゃあオッケーしたってこと?」






「違う…」



美咲は俯いたまま俺を見なかった。
「らしくない」、とはこのことだ。


「…じゃ振ったの!??!?」


「…うん、ごめん、ごめんね」


「なんでだよ!信司のどこが悪いんだよ!?」


「…他に」



あ…
この言葉でわかった。



「他に好きな人がいるから!!!」


響いた、声。
誰も居なくて良かった。