生きてる証——3人の証——


「怜央!!ちょっと待ちなさいよ!」

いきなり後ろから呼び止められた。
呼び止めたのは、美咲だ。

「…なんだよ。」

美咲はお節介な奴。
幼なじみで、一番仲のいい女子。

「あんた、さっきの子を傷つけたでしょ!」


…でた、お節介。


「…してねえよ。美咲には関係ない。」
「関係あるわよ。ほんっとデリカシーないんだから…怜央ってば。」


美咲の言うことは正しいかもな。
でも俺だって言いたいことくらいある。

俺はこんなチャラそうな顔してるけどさ。
…でもほんとは一途で真面目な奴って。

…しかも自分で言うほどな?