生きてる証——3人の証——







「…優芽、何やってんの!」


後ろから声がした。
振り向くと、姉の野乃がいた。

「…はぁ?何?」

私がそう言って、姉の割と大きい身体の目の前に堂々と立つ。

こんな奴に負けたくない。
私と真反対だなんて、許せない…
勝手に幸せになんかさせない…

「家族と近所に迷惑だからやめて」

姉がそう言って、鍵を開けてくれた。
私は無言で入ると、母が私を恐れた。

母は、私を動物としかみていない。
姉は、自分達のことしか考えてない。

結局私は、誰なの…?
何のために生きている誰なの…?