「開けろよ!開けろって!」 大声で扉の向こうに叫ぶ。 近所迷惑だってことも、もうどうでもいい。 とにかく開けろ。 それだけ。 親に反抗してる。 それがカッコいいとかじゃない。 生きる意味を教えてくれない親が嫌いだから。 それだけよ。 「開けろっつってんだろ!」 扉を何度も何度も叩く。 割ってやりたい。 潰してやりたい。 そう思うばかりだった。