「大丈夫だって。まずお前腰抜けて歩けねーだろ」 そう言った。 確かに歩けない。てか全身に力が入らない 「ごめん…迷惑かけて…」 そして私は神崎くんに謝る。 「だから最初に言ったんだ。女に勝てるはずねーって」 「うん…反省してる」 私は神崎くんの背中に頭をくっつける 神崎くんのシャンプーの匂いだ… いい匂い… 落ち着くなぁ… 神崎くん…神崎くん… 「今日はありがとう…本当にありがとう。もう迷惑かけないから」 私はそう言ってもう一度神崎くんの 肩をギュッと掴んだ