「だって浅田さんのお兄さんが来るのだって私をボコしにくるんでしょ?」




そーだよ!


確かに殴られるのは怖いけど

これは私の問題なんだ




「お前頑固だな。お前まず女だからな?
自分の事ちゃんと考えてからそーゆー事言えよ」



「それは…そーだけど、でもっ!!」



「第一お前勝てる自信あんのかよ」



「そ、それは…」


私は言い返す言葉がみつからなかった

確かに勝てるわけなんかないからだ

すると神崎くんは





「お前は俺に守られてればいんだよ
黙ってろこのバカ。」







え…


神崎くんはそう言いながら私の頭をポンっと叩いた





ふ、不覚にもドキッとしてしまった