真逆な彼とのドキドキ恋愛





「そんでコイツ泣き始めて心愛ちゃんかばって浅田っちが逃げたわけよ」




山田くん…



なんでそれを…




「言っちゃうの〜っ!!」




私は山田くんをポカポカ殴る



「いてーよ!なんで言わなきゃ良かったのかよ」




山田くんは私の腕を掴み


そう言った!




「だってなんか泣いたから恥ずかしいじゃんーっ!!」






「ご、ごめんって!!」




「山田くんのばか!本当ばか!」





「分かったからとりあえず殴るのやめろ泣き虫!」




もう!!



私は山田くんを殴るのをやめ



どかっと座った。





すると周りの人が笑い始めた。





「「あははははっ」」



「まぢお前らウケんだけど!」



「てか泣き虫ちゃんいい奴じゃんー」




泣き虫ちゃんって…



私はさりげなく心愛ちゃんの方を向く




すると心愛ちゃんまでもが



「ふふっありがと!百夜!!」




そう言った。百夜。始めて呼び捨てされた





「もお!心愛のばか!」