真逆な彼とのドキドキ恋愛





「なんかそれでこの学校に浅田の兄貴が
来るらしいぞ」




「浅田の兄貴って…浅田透?」



なんでお兄さんが来るわけ!


ち、チクったとか??
てか何かされちゃうの?私




「そー!浅田透!!目的は如月と心愛ちゃんらしー!」



え…なんで心愛ちゃんが?



「まって!それって心愛ちゃん関係ないじゃん!!」



そーだよ!心愛ちゃんは関係ない


私が勝手にやった事だ




「お前、一旦落ち着け」


神崎くんは私にそう言った

そして神崎くんは再び山田くんの方を向き


「それで?俺に隠れろって言いたいわけ?」





そう言った。





浅田さんのお兄さんと何かあったのかなあ




「てかさお前浅田になんかしたの?」



さっきまで心愛ちゃんに絡んでた人たちが


私の方に目を向ける。





「え、いや…私は…」



なんか泣いちゃったから恥ずかしくて


言えない…





すると山田くんが



「コイツ。心愛ちゃんと浅田のグループどっち味方に取るか問い詰められたさ」



「「ほうほう」」


「そしたら心愛ちゃんの悪口を浅田が言い始めてそれをコイツが止めたさ」


「お、偉いじゃん」


「じゃあなに?浅田に逆らったって事?」



「そーなるな。そしたらコイツの事を
浅田が叩いて、浅田に友達の事バカにすんな的な事言ったさ」




山田くんは最初から最後まで


私と浅田さんにあった事を話した





その時私は恥ずかしくて下を向いていた