真逆な彼とのドキドキ恋愛






私たちが帰ろうとすると


神崎くんが遠くで「まだ出ねー方がいいぞ」



そう言ったのが聞こえた。



すると男友達と思われる人たちが

「んー?なんだよ琉星誰かいんのか?」



「お!!女子か?女子なのか??」



神崎くんが問い詰められてる



「るせーな。そっちにいるから自分で確認してこいよ」






神崎くんがそう言った瞬間




足音が近づいてきた







すると






「お!!!!!!心愛ちゃんじゃん!」








心愛ちゃん?私は心愛ちゃんに視線を

移す。



すると心愛ちゃんは首を左右にふって



知らないよと口パクで言った。





するともう一人の男が私と心愛ちゃんの腕を掴み


神崎くんたちの元へと引っ張ってった





するとみんなして



「心愛ちゃんじゃん!」



「ガチでかわいんだな!!」



「俺と付き合ってみるー?」





見事に神崎くんとなんとかくん以外

の人で心愛ちゃんを囲んだ






なんとかくんってほら!私の前の席の


爽やかイケメンくんの事だよ!






神崎くんと爽やかイケメンくんは


始業式以来1回も来てないから


名前なんて覚えられなくて…






でも…そうだよね




心愛ちゃん可愛いもん。モテモテだもんね






私は1人暇をしている。





神崎くんと爽やかくんは

「いい加減にしとけよー」

とか止めに入るけど誰1人と言うこと聞かない。




はああ…



私なんて告白されたの中1の時の

1回だけだし…




男子を好きになったことないから




正直モテモテの心愛ちゃんが羨ましいよ






そんな事を思っていると



「おい。」




神崎くんが口を開いた。




私は神崎くんの方に体を向ける