「ど、どうしよ!逃げてきたけどどこならバレないかなぁ?」
走りながら辺りを見渡す。
特に隠れられる部屋なんてなくて
「あ!百夜ちゃん!!屋上なんかどお?」
たまたま屋上に繋がる階段があり
そこへ登った。
すると
「おい!そこにいるのは誰だ!屋上は立ち入り禁止だぞ!!」
また別の先生に見つかった。
「ヤバイ!逃げ道がない!」
「ダメだ!百夜ちゃん鍵が閉まってる!」
心愛ちゃんがガチャガチャと
扉を回すが鍵が掛かってて開かない
「でもここでバレたら色々とマズイよぉ」
どしよう!
そう思った時
「「きゃっ」」
私と心愛ちゃんは
誰かに腕を掴まれた!
