「はい!じゃあこれでHRを終わりにする!!みんな次は体育館に移動だから忘れんなよ!」
先生は教室を出て行き
みんなが席を立ち移動し始めた。
私は心臓をばくばくさせながら
横目でチラッと心愛ちゃんの方を向く
すると心愛ちゃんは突然たち私の前に立った
「あ、あの…!」
初めて聞いた心愛ちゃんの声。
こ、声まで可愛いとは恐るべし…
じゃなくて!
「は、はい!」
ついどもってしまった。
そんでなんか敬語になっちゃった。
そして私は心愛ちゃんの手を見ると
ギュッと拳を握って…
「き、緊張してる?」
「…え?」
あ、ヤバイ!声に出てた
まるで心愛ちゃんは緊張しているようで
つい、声に出してしまった。
