私はなんでこんな可愛い子が悪口言われるか考える。
必死に考えるけど何一つない。
性格が悪いとかかなぁ
それならまだ納得できる!
てか…泣い、てる?
心愛ちゃんの目から涙のようなものが
流れたのが分かった。
「え、あ、ちょっと…!」
私はお話途中の先生に聞こえないくらい
の声で心愛ちゃんに声をかける
心愛ちゃんはそれに肩を震わせ
私の方を見る。
や、やばい
泣いてたからとっさに声かけちゃったよ
でも何言おう…?
「あ、えっと…その…と、友達にならない??」
や、やってしまった…
とっさに出た言葉が友達になろう
という言葉だった。
すると心愛ちゃんは口を開き
何かを言おうとした瞬間ー…
キーンコーンカーンコーン…
チャイムが邪魔をしうまく聞き取れなかった
