私は今にも自分の口から 「助けて」と言うワードが出ないように 口を固く結んだ そして心愛たちの姿が見えなくなるのを待った 「あーあ。行っちゃった」 「しゃーねーな。こいつだけで勘弁するか」 心愛たちが消えたのをみた 男たちは再び私の方に手を伸ばす 「…やっ」 反射的に出てしまう声…