この席のせいで早くも平和な学校生活が 送れる自信がありません。 私は小さなため息をつく。 「はぁぁ」 そして本当は私の陰口なんて聞きたくないけど 勝手に耳に入ってきてしまう。 そして耳を立ててしまうんだ。 でもこれも私の悪口はもう終わってて 別の女の子の悪口へと変わっていた。 「ねね、てかヤバくない?心愛と席近いじゃん。琉星っち」 こ、こあ?