1時間目。
今日は、国語がある。
希輝は、国語は苦手な方で社会が、
好き。一方、私は、国語は得意で、
社会が苦手。正反対の私達だから、
よく教えあっている。
「なぁ。ここはどういう風にすればいい?」
希輝は、作文作りに、だいぶ、
手間取ってる。
「うーん。この文になるなら、行は
変えた方がいいし、あと、ここの
文がほかと少し違和感があるの、
気づかないのかなぁ?」
少し、意地悪に言ってみた。
「あっ。」
と、気づいた様子で、急いで直す。
私は、皆よりも早く終わっているので、
先生に頼まれて、第二の先生をしてる。
「香織先生!ここは?」
先生、暇そうじゃんか。
そう思いながら、そのこのほうに行く。