「ねぇ! 翔太」

部活に行く途中、すっげぇ足音で走ってくる由夏。

「ん?」

ハァハァハァハァ…

「タオル!! 教室に置きっぱなしだったから」

なるほど…
だから息がきれてるんだ。

「おぉ!ありがと、忘れてたわー」

「うん!部活頑張ってね!!」

「おう」