「1年C組の西川 真優です!よろしくお願いします!」
みんなの前で挨拶をして早速練習が始まった。
覚えることはたくさんだし先輩たちについてくのに精一杯。
部活が終わるともうクタクタ。
でもマネが疲れたとは言ってはいけない。
マネより絶対に部員の方が疲れてるもん。
「お疲れ様でした」
3年生の部員は次々と帰っていく。
もちろん、1年は最後まで残るしかない。
私は先輩たちに挨拶をしていた。
明智先輩とキャプテンの家が同じ方向らしくもう帰るらしい。
「お疲れ様でした」
「おう、お疲れ」
キャプテンは言ってくれたが明智先輩は案の定無視。
想定内だがいざ無視されるとムカついてしまう。
でも他の先輩たちはみんな優しいのでまだ安心できた。