俺達の関係が冷えてからもう大分たつ
俺の気持ちとは逆に、気温は徐々に暖かくなっていた
君の顔を見るたびに胸が痛む
君の冷めきった心はもう戻ってくれないのだろう
「別れよ」
そう告げられた瞬間、俺は必死で反対したけど……もう遅かった
わかってたんだ
負担をかけていたこと、俺の独占欲に縛られて息苦しかったこと
わかってたんだよ…
「戸田、部活の話だけど」
「あの新しいメニューのこと?」
「うん」
話すのは部活時のみ
でも良かったんだ、君は俺を見捨てなかった
だけど一人の帰り道はどの季節も涼しく感じた
部活メニューの話も終わり、移動教室に行く君を
教室から見ていた
もう触れない体
もう繋げない手
もう俺を見ない目
もう、キスをすることのない唇
全て終わったことだ
これ以上、君に迷惑はかけられない
さようなら
少女の手には鞄に入っていた花が握られていた
手紙がついている、これをくれる人なんて一人しか思いつかない
戸田の細くてキレイな字で書いてあるメッセージを読む
「っ、あの馬鹿」
花に涙が落ちていった
『 __へ
この花はサギソウっていうんだよ
花言葉は、調べるのめんどくさいって
言うだろうから、書いとくね
[夢で会えたら…。] 』
俺の気持ちとは逆に、気温は徐々に暖かくなっていた
君の顔を見るたびに胸が痛む
君の冷めきった心はもう戻ってくれないのだろう
「別れよ」
そう告げられた瞬間、俺は必死で反対したけど……もう遅かった
わかってたんだ
負担をかけていたこと、俺の独占欲に縛られて息苦しかったこと
わかってたんだよ…
「戸田、部活の話だけど」
「あの新しいメニューのこと?」
「うん」
話すのは部活時のみ
でも良かったんだ、君は俺を見捨てなかった
だけど一人の帰り道はどの季節も涼しく感じた
部活メニューの話も終わり、移動教室に行く君を
教室から見ていた
もう触れない体
もう繋げない手
もう俺を見ない目
もう、キスをすることのない唇
全て終わったことだ
これ以上、君に迷惑はかけられない
さようなら
少女の手には鞄に入っていた花が握られていた
手紙がついている、これをくれる人なんて一人しか思いつかない
戸田の細くてキレイな字で書いてあるメッセージを読む
「っ、あの馬鹿」
花に涙が落ちていった
『 __へ
この花はサギソウっていうんだよ
花言葉は、調べるのめんどくさいって
言うだろうから、書いとくね
[夢で会えたら…。] 』

