幼い頃から…


僕にとっては、本家のおじさんでした。



とにかく威厳がありました…


がたいが良くて堂々としていて、カッコよかった…


パンチパーマにサングラスの頃もありましたが…



僕に対しては、死ぬほど優しいおじさんでした…

どんな高価なおもちゃでも気にせず買ってくれました。





僕は…

このおじさんは天涯孤独な僕の事を哀れに想って、優しくしてくれているのだろう…


優しくされればされるほど、物乞いしている乞食のような気がしてきて…



まったくわがままを言わなくなりました…。






すべては僕の勘違い…

そして…

運命の悪戯でした…